僕は自然界と仲良くして、心が喜ぶものをキャッチする感度を上げる

目の前に差し出されたいろいろ…

 

その中の何をキャッチするかで 見える世界は全く違うものになるんだ

 

歩くのが好きという事もあって 僕は日頃景色を見ながらよく歩く

晴れても曇りでも そして雨の日ももちろん徒歩

 

青空と白い雲の下を お日様の光を感じながら歩ける日は気分が上がる

でも 毎日がそんな日ばかりじゃないよね

 

雲に覆われてすっきりとしない朝もある

 

陽の光が無いと 目に映る風景も寒々しい感じになりがち

でもね そんな中 僕の目に飛び込んで来たのが 鮮やかなグリーンの壁

ここ最近はいつも通る道だけど こんなに鮮やかな色に 今までなんで気付かなかったんだろう…

 

「そうか!いつもは晴れた日にこの場所を通ってたっけ…」

 

そう…壁を覆っている苔は前夜の雨に濡れたせいで まだしっとりと湿っていて

それがゆえに艶のある鮮やかな緑色に輝いていたんだ

 

晴れた日は表面が乾いていて 茶色っぽくすら見えるんだ

 

雨に濡れていない乾燥した曇りの日だって 出会えるものはいろいろあるよ

それは植物であったり 鳥のさえずりであったり 縄張りを行き来する猫の姿だったり

 

今朝は珍しく 僕の頭の上をトンビが飛んで行った

猛禽類に出会うとなぜかテンションが上がる僕には 低空飛行で円を描く姿を見れるのはかなり嬉しい

 

 

曇りの日はどうしても晴れやかな気持ちになりにくいものだけど

そこを歩く僕は その灰色の世界の中にもある「美しい」を見つける時間を楽しむ

だって自然界はちゃんと その人が求めるものを目の前に差し出してくれるんだよ

ただそれに人間が気付くか気付かないか それだけの事

 

これって 日々の出来事にも通じるものがあると 僕は感じてる

 

人生の時間って 雨が降る日もあれば

 

晴れの日もある

 

虹を見る日もある

 

そして月夜の晩も…

 

美しいもの 心に優しいものに気付ける…その感度を上げるには

日頃こうして 自然が差し出してくれているものに目を向けて その都度心が喜ぶものをキャッチする…

そういうことを続けていると良いんじゃないかな

 

少なくともこんな風に暮らしている僕は

殺伐とした世の中にも まだまだたくさんの優しさが溢れてるっていうことを知ってるよ🍀