2024.11秋の個展のお知らせ:noZomi hayakawa(陽日希)個展『自灯明』
noZomi hayakawa(陽日希) 第19回個展
「自灯明」
2024.11/25(月)〜12/1(日)
11:00-19:00
(最終日は17:00閉館)
ギャラリー元町
✴︎今回は初めて”雅号”なるものを名乗らせて頂くこととなりました。陽日希(ひびき)と読みます✴︎
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コラボ展を含めると、展示会を始めて10年目に入った2024年。
自分の中での区切りとして、一旦ピリオドを打つと決めた個展を来月11月、横浜で開催致します。
今後また個展を開くことはあるかも知れないし、このままラストとなるかも知れません。
今のところは白紙の状態です。
プライベートでは、何かに縛られる事を好まず、無計画に心のままに暮らしていますが、
個展に関しては、半年先や一年先の開催スケジュールを早々に決め、当たり前のようにそういう人生をずっと続けて行くのだと思っていました。
それは、世の中に大きな変化をもたらした流行り病の時期も、変わる事はありませんでした。
むしろ、そこは変わらずに在りたいと考えていたのかも知れません。
変わる事なくこれまで通りの活動を続けて行く…
その選択も有りだと思えるし、何と言っても ”継続が力” となり得るのが、真理だという事も実感しています。
それでも昨年辺りから少しずつ、自分の内側に静かに湧き上がる違和感のようなものを感じ始めていました。
”引き際”という言葉があります。
夢を追い求め、それを形にしようと走り続けた歳月。
良い時もあれば、そうでない時もありました。
それでも、今となっては苦しい事も楽しい事も、その全てがキラキラと輝き、充実した幸せな時間でした。
しかしながら今、夢を追い求める道の先に、初めて分かれ道が見えて来たのです。
”引き際”…という言葉が僕の中で響きました。
それと同時にこの別れ道は、まだ見ぬ何かへの ”入り際” でもあると感じました。
ここで暫し立ち止まって、自分の心の中の景色を眺めてみたくなりました。
この地球は”行動の星”だと聞いた事があります。
夢に向かって走り続ける事は行動そのものですが、
立ち止まって静寂の中で内観するというのも、ある意味では行動なのかも知れません。
そろそろ夢を追いかけ続ける道を外れる時が訪れたようです。
それは決して何かを諦める事でも、失う事でもありません。
夢を追う代わりに向かうのは、僕の魂を成長・成熟させていく道なのだと思います。
この道の入り口には、夢を追う時のような高揚感こそありませんが、
平穏な安らぎを感じさせてくれる包容力のようなものが感じられるのです。
その新たな旅路へと、僕は喜んで進路を切り替えるのです。
但し、絵を描くことや、ものを作ることをやめてしまう訳ではありません。
期日に追われるという事が無くなるので、むしろ今よりももっといろいろな事に取り組みたくなる自分が、すぐそこに居るのが分かります。
ゆるりとした時の流れの中で、自分の内側に向き合いながら手掛ける作品は、これまでとは少し違う表情をしているかも知れません。
今回の個展「自灯明」では、僕の新たな道への旅支度をするような気持ちで取り組んだものを主として展示致します。
”自灯明” とは、自分を拠り所として生きること。
自分自身がその人生の灯火となり、先の見えない人生の道を歩んでいけるようにすること。
人は、決してひとりで生きて行ける訳ではありません。
だからと言って、誰かや何かに寄りかかるような生き方をしていたら、常に自分を支えるものが外にあるということになってしまいます。
その執着から外れる事が、自身の魂の成長・成熟に繋がると考えられます。
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これまでの18回に渡る個展に於いて、多くの皆様の温かな応援、支えを頂いた事により現在の自分が此処に在ります。
本当に、心から感謝しております。
この温かさを手放したくない自分も、まだどこかに残っているかも知れません。
でも、もうひと回りもふた回りも成長した魂を、作品に投影させていきたいという気持ちに従う事と決めました。
この個展終了後は、これまでとは違う形で、僕と僕の作品との出会いの場所が作って行けたら…
まだ先の事はわかりません。
でもいつかまた、そのような日が訪れたならば、とても嬉しく思います🍀
安らぎの図画工作室から noZomi hayakawa(陽日希)
=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
2024.秋の個展
『自灯明』
2024/11.25(月)-12.01(日)
11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)
ギャラリー元町