ちょっと物申したくなった^^

ここしばらくの間ね 何だか引っかかる事があるんだよね

疑問っていうか 個人的には多少食傷気味の感もあったり・・・

 

 

ここから先は僕の個人的見解

 

だから正しいとか間違ってるとか そういう答え合わせみたいなものを求めてるんじゃなくて

ただ単に この僕がとっても疑問に思っちゃってる今の世の中の ある一部の流れについての話

 

 

最近さ いろんな場面でよく耳にしたり目にしたりする言葉…

 

「自分が楽しいと思える事だけ選んで 楽しく生きようよ!これからはそういう時代!

だから違和感あるものは 全部手放しちゃおうよ!

そうやってスペース空けないと 本当に自分に必要なものが入って来ないよ!

動いた者勝ち! 楽しんだ者勝ち!」

 

・・・みたいな話

 

 

本当にそうなのかな…

そもそもそんな風に人も居場所も選べる人って そんなには多くないよね

 

スペース空けたくても いろんな事情で難しい人もたくさんいるよ

そういう人は 本当に必要な物を受け取れないんんだろうか・・・

 

楽しくない事やってたら 負けなの?

手放すことが 全てにおいて最善の方法?

僕個人としてはね 言葉使いは悪いけど

「そんな事はねぇだろ!」

って思っちゃう

 

 

敢えてこんな言い方したくなるくらい 強くそう思うんだよね

 

自由にやってるように見える僕だって 全く楽しくない事もやらざるをえなかったり 放り出したくてもそうはいかないものもある

窮屈だなあって感じる事もいろいろあるよ

だからって ダメだとは思ってないよ

 

 

この国の人って 長い間個性を認めて来なかった学校教育のせいなのか 皆と一緒じゃないと不安になっちゃう人がまだまだ多いから ネットとかに上がる記事読んで その流れに乗れてない事がダメな事だと感じちゃう人も多いよね

 

しかも「今がその時期!」とか書いてあったりすると

自分も楽しい事やらなきゃ! 今まで持ってたいろいろを手放さなきゃ!

って焦って 何とかその流れに乗ろうと頑張っちゃう

 

 

そして「手放す事」と「逃げる事」を混同しちゃって 中途半端のまま放り出しちゃったりして せっかくの貴重な体験をフイにしちゃってる人もいるかもしれないって思うと すごく勿体ないよね

 

 

今 何かを手放せない人が 何も変われないっていうのも 僕の考え方からすれば それは違うねって思うよ

 

変わりたいって 強く思う気持ちを持ち続けてれば いつか来るチャンスを掴めばいいし 今は違和感感じてても 手放さない事が 後々学びや成長に繋がる事だってある

 

 

なにもみんなが今そうしてるから 自分もやらなきゃなんて思う必要はないんじゃないかな

人が10人いれば10通りの人生があるはずなんだ

だからまだ 何も手放せない状況にある人も 自信を持って今はそのままの状態を選べばいいと思う

焦る事なんて無い

 

 

それにさっきも同じような事言ったけど 今はそうは感じられないかもしれないけど 手放せないでいるものの中に もしかしたらこの先の人生で本当の幸せや喜びに繋がる何かを見つけられるかもしれないよ

 

僕は人生で出会うものには 何一つ無駄なものって無いと思うから

 

 

幸せの形は人それぞれ

自分のペース 自分のスタイルでいいんだ

 

人生ってさ 苦しい事や辛い事も経験するからこそ 小さな事でも心から楽しいって思えるし 関わる人や出来事への感謝も大きくなる

 

もがきながら努力したり 失敗したり 切磋琢磨して生きていくからこそ意味もあるし そんな経験から得たものにこそ 大きな満足感や価値を感じられるんじゃないかな

 

花一つない冬景色を見てたからこそ 春の始めに咲いた一輪の花を美しいって思えるように・・・

 

いつもいつも楽しかったら そのうち心が麻痺して 飽きちゃうよね きっと

 

そうやって どうせそこからまた不満を募らせていくんだから…

人ってすぐに飽きる…そういう生きものだもん

 

そしてまた 楽しそうな何かに飛びついてはつまらなくなったり つらくなってきてまた別の何かに…

それじゃ結局何も残らないよね

 

 

今実際 楽しそうに幸せそうに生きている人達だって そこまでの道のりにいろんな障害物があって それに苦しんだ経験があってこその今だったりもするんだ

 

そしてそんな人達は その経験から得たいろいろを 後に続いてくる人達の道標として循環させてくれてたりもするよね

 

だから 大変な経験ほど尊いし 大切なんだと思ってる

 

 

 

そんな想いからね 僕は敢えて最近の流れに「ちょっと待って」って言いたいんだ

それは「手放す事」なのか それとも「逃げる事」なのか よく考えなきゃいけないよって

 

 

僕もかなり前なんだけどね 本当は逃げたんだけど自分では手放したっていうつもりで その時は解放感で楽になったように感じた出来事があるの

 

でもね 年月が経てば経つほど

「あの時僕は何で逃げちゃったんだろう 逃げずに立ち向かっていれば良かった…」

って 今でも取り返しのつかない後悔を感じてる

 

 

それは後の僕の人生に 大きな爪痕を残すことになってね…

 

そんな事もあって ちょっと伝えたくなったんだ

 

そして 生き方も十人十色だけど ものごとの捉え方も十人十色

「楽しい事だけやろう」も「手放し」も それが今 ピッタリとはまる人達もいて それが幸せなら素敵な事なんだと思う

 

 

でも そうは出来なくて 今は日々追われるように過ごさなければならない人達

また 自らその風潮には流されず 今は自分の目の前の人生をしっかりと味わって体験している人達も

それはきっとかけがえのない大切な時間を過ごしているんだって 僕は強く思うよ

 

 

楽しい事だけやるのが幸せとは限らないし 手放さない事で得られるものだってあるはず

 

それを選択して頑張る人達が ふと見上げる空の青さは…

それはきっと人一倍美しく感じられるよね🍀

*お知らせ*

希 noZomi 第6回個展

「Q…」

2018.11.22木~11.28水

馬車道大津ギャラリー(横浜市)

11/22木…14:30~19:00

23金~27火…10:30~19:00

28水…10:30~18:00

=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』

スターシードが創り描く
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
 2024.秋の個展

 
  『自灯明』

2024/11.25(月)-12.01(日)
   11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)

  ギャラリー元町
    ・・・
誰もが心の奥に持つ、内なる光。
それは自身の信念や志、願い、そして大切な想い...
誰かが照らしてくれる灯火を頼りに生きても、
果たしてそれが、自分の人生なのだろうか。
たとえ、今は小さな灯りだとしても、
僕は、内なる光である自分自身を拠り所として生きていく。
       noZomi hayakawa(陽日希)