スターシードが描くCosmic Spiritual Art『付かず離れず』2022.6/4

スターシードが描く
Cosmic Spiritual Art
(宇宙意識から生まれるアート)

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自分の生き方を自分自身で決めるという事と共に 

自分の”心の海”の環境も自分で守る

 

僕の心の海は 出来る限り穏やかに凪いだ状態でありたい

 

だから僕の人生は 人との関係も出来事との関係も

「付かず離れず」

この距離感がちょうど良いのです

 

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『付かず離れず』2022個展「図画工作室」より

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人との関係も出来事との関係も「付かず離れず」の距離感がちょうど良い。

 

気付いてみると、僕は小さな頃からずっとそのスタンスで生きてきたように感じています。

 

それは家庭や学校など、育った環境に由来しているのかもしれません。

 

幼い頃こそ不安や寂しさを感じていたけれど、成長と共に他者との程よい距離感は、かえって心地良いくらいに感じ始めていました。

 

 

距離があるから、誰かに物事を相談する事は無く、せいぜい「自分はこうしようと思ってる」と、報告する程度。

その際に反対されたりアドバイスを貰ったりする事もあるけれど、心は既に決まっているので揺らぐことはありません。

 

何をするにも自分で選んで自分で決める。

自分の生き方は自分自身が決めるのです。

 

その代わりに全て自己責任。

人のせいにするという逃げ道が無いから、結果がどうであれ、いつでも気分はさっばりとしている。

 

そしてもちろん、嬉しい事や楽しい事に関しても、その気持ちをいつまでも抱え込んではいないのです。

確かにその瞬間は本当に心から喜んでいるし、心から楽しんでいます。

でもそれを思い出としてずっと持ち続けるのではなく、その瞬間、瞬間を大いに大切に味わう。

 

 

その後、場面が変われば、もうそこから先の世界に意識を向けていくのです。

 

このように言うと、それは人としてちょっと寂しいんじゃない?…と思われるかもしれないけれど、

それが悲しみであっても喜びであったとしても、いつまで同じ状況が続くわけではないから。

 

何かを握り締めている間は、傍に大切なものが現れたとしても、気付く事すらできないかもしれません。

だから僕はこれからも、嫌な事はどんどん忘れていくし、

嬉しい事も楽しい事も、ひとしきり味わった後、その場にそっと置いて次の一歩を踏み出します。

 

 

もしかしたら僕は既に、幼い頃の日常の中で無理矢理にでもそうする事で、心に波風を立たせないようにする術を学んでいたのかもしれません。

 

悲しい出来事にどっぷりと浸らなければ、そういった感情に溺れて苦しむ事も無いという事を。

喜びや楽しさに浸り続ける事をしなければ「祭りの後」のような、侘しさ・虚無感に襲われる事も無い事を…

 

 

特に人の心に強いダメージを与えるのは、人間関係だと僕は感じています。

そしてそれは誰にもコントロールできないものでもあります。

どんなに楽しい時間を過ごし喜びを共有した間柄であったとしても、それが永遠に続くことの方が稀です。

 

少しづつ、或いは何かをきっかけに急に人は離れて行ったりするもの。

 

数年で転校していく児童が多い学校にいた僕は、その頃に何度か味わった喪失感から自分の心を守る術を覚えたのでしょう。

腹六部の付き合いは、単に人間関係のトラブルを防ぐだけではなく、実は喪失感から心を守るという効能もあるのです。

 

 

自分の生き方を自分自身で決めるという事と共に、自分の”心の海”の環境も自分で守る。

僕の心の海は、出来る限り穏やかに凪いだ状態でありたい。

 

何かを抱え込んだり執着をしないという生き方をしていると、人生で持ち歩く荷物が少ない。

 

「失う」という不安に駆られる事も減り、自然と心の海はいつも穏やかに凪いでいる。

 

だから僕の人生は、人との関係も出来事との関係も

「付かず離れず」

この距離感がちょうど良いのです🍀

   安らぎの図画工作室から noZomi hayakawa

 

個展『図画工作室」作品集はこちらから

 

=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』

スターシードが創り描く
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
 2024.秋の個展

 
  『自灯明』

2024/11.25(月)-12.01(日)
   11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)

  ギャラリー元町
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誰もが心の奥に持つ、内なる光。
それは自身の信念や志、願い、そして大切な想い...
誰かが照らしてくれる灯火を頼りに生きても、
果たしてそれが、自分の人生なのだろうか。
たとえ、今は小さな灯りだとしても、
僕は、内なる光である自分自身を拠り所として生きていく。
       noZomi hayakawa(陽日希)