「言わぬが花」「舌は禍の根」「仏の顔も三度」「握れば拳、開けば掌」

最近はかなり楽になったけど それでも僕はまだ カッコつけたり見栄を張る癖が抜け切れてないな…

 

子供の頃からの長年の習慣って そう簡単には拭い去れないもんだね

 

でもね 絵を描いてる時って カッコつけようとか 上手に見せようとか

そんな意識が不思議なことに 全然働かないんだ

 

余計な感情は す~っと消え去って 僕本来の姿・心…そんなものが自由に動き回る感覚かな…

だから以前の作品をみるとね 無防備で写ってる昔の写真を見せられたみたいな

そんな恥ずかしさがあったりするんだよ

 

これはきっと 僕本人にしかわからない恥ずかしさなんだろうな

僕の本性? 本質? そんな感じのものが1枚の絵の中のあっちこっちに現れちゃってる

 

でもそれも全て その時点での僕の本当の姿

絵の中に僕の 隠しようのない「歴史」があるんだよね

 

ちょっと前までは それがちょっと恥ずかくて あまり振り返りたくなかったんだけど

だんだんと自然体でいられる時間が増えてきたせいか その歴史を改めて見てみるのも面白いなぁって思えるようになってきたの

 

めっちゃ肩に力入ってた初回の個展だったけど 今見てもユニークな作品がたくさん

あの頃添えた「言の葉」はカッコつけの見栄っ張りな文章だったから 少し言い回しを変えたりしてるけど

今の僕が添えるなら こんな感じかなっていう「言の葉」を添えて 僕の歴史を振り返ってみたよ^^🍀

 

 

「言わぬが花」

(2016年個展「驚天動地」展示作品)

 

「白」か「黒」かって はっきりと言うばかりが正しいわけじゃないよね

時には曖昧な「灰色」が 柔らかな優しさになるってこともあるんだよね

・・・noZomi🍀

 

 

「舌は禍(わざわい)の根」

(2016年個展「驚天動地」展示作品)

 

そうだよなぁって つくづく思うね…

・・・noZomi🍀

 

 

「仏の顔も三度」

(2016年 個展「驚天動地」展示作品)

 

なんでだろうね

何度でも仏になってくれるって思ってる人 いるよね(>_<)

そろそろ執着は手放そう

これからは 仏も2度くらいで終わりにしようかなぁって決めた日!!

・・・noZomi🍀

 

 

「握れば拳(こぶし)開けば掌(てのひら)」

(2016年個展「驚天動地」展示作品)

 

出来事ってみんな 心の在り方次第だよね

頑なに握れば殴りたくなるこぶしも

開いてみるとさ 優しく撫でる「てのひら」になるよね

・・・noZomi🍀