『僕は競走も争い事も嫌いです』2021個展[ASSEMBLAGE]より
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ここは競い合いも
争いも無い世界
どんな個性も
手と手を取り合って
見守ってくれている
太陽にも月にも
皆んなが恥じない生き方をしている
そんな
穏やかな世界
noZomi🍀
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“争い事から生まれるものは無い”
どうして喧嘩するの?
どうして誰かの陰口を言うの?
どうして誰かを仲間外れにするの?
どうして誰かと比べるの?
「家族や親戚」「学校」「隣近所」…
子供の頃から見ていた 大人も子供も含めた大なり小なりの集団
その中で繰り広げられる数々の争いや競争意識
僕はいつもそれが悲しく 寂しかった
たとえ自分がその標的になっていない時でも それは変わらず
僕はいつも その光景が悲しく 寂しかった
そのせいなのか 運動…体を動かすことは好きだったけど
「試合」「競技」の時間は大嫌いだった
みんながピリピリした雰囲気になるからだ
その空気が漂う場では 呼吸をすることすらぎこちなくなる
そして 競技スポーツではどうしても仕方ないのかもしれないけれど
勝つ為に 負けない為に そこに行き交うのは
大きな怒鳴り声だったり 叱責であったり
時には心ない罵声が飛び交うことも…
自分に向けられたものでは無かったとしても
大きな声や大きな音が苦手な僕は 恐怖を感じてしまう
僕は勝負がしたいのではなくて
ただ純粋に体を動かすことを楽しみたかった
勉強だってそう
点数や順位を競い合うテストなんて無ければ
僕はきっと勉強も好きになっていたかもしれないし
そこにいる人たちの優劣なんて誰も意識せず
それぞれの素敵なエネルギーが循環している場であったなら
学校だって職場だって 何よりも家族と過ごす家の中もきっと
居心地の良い場所だったかもしれない
争いや競争の後には 人と人との間に上下関係のようなものが出来て
その力関係が 更なる争いに発展していくような…
決して世の中全てがそうでは無いと思うけど
僕はそういうものをたくさん見て来てしまったのかもしれない
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陽だまりの中にいるような
穏やかで優しい時間
僕はきっと 生まれた時からずっとずっと
そんな時間を求めてさまよって来たんだろう
空を見つめて 吹く風を感じて
お日様の光を身体いっぱいに吸い込むように
そして時には心を洗い流すような雨の音を聞きながら…
争いも競走もない 心安らぐ世界を
僕が創り出すアートを通して たくさんの人々がイメージし
温かな波動として循環してもらえたら
そんなことを考えながら
僕は今日もアトリエで穏やかな時間を過ごしている…🍀
=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
2024.秋の個展
『自灯明』
2024/11.25(月)-12.01(日)
11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)
ギャラリー元町
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誰もが心の奥に持つ、内なる光。
それは自身の信念や志、願い、そして大切な想い...
誰かが照らしてくれる灯火を頼りに生きても、
果たしてそれが、自分の人生なのだろうか。
たとえ、今は小さな灯りだとしても、
僕は、内なる光である自分自身を拠り所として生きていく。
noZomi hayakawa(陽日希)