経験の積み重ねによる心の癖は”新たな経験の積み重ね”によって変えていける
日々の生活の中で 僕は居心地の悪さを感じる事がとても多かった
その場所は学校だったり 職場だったり
親戚の集まりだったり…
時にはひとりで入ったカフェやレストランだったり
人が集まる場所は ほぼほぼ居心地が悪い
息が詰まるというのか まともに呼吸ができていないような緊張感に苛まれたりする事もしばしば
周囲の人が 自分を冷ややかに見ているようで
視線を上げる事すら怖くなる
そもそも最初に居心地の悪さを感じたのは 幼い頃で
それは 本来なら安心して暮らせるはずの自分の家だったんだけどね
自分が育った環境で繰り返し経験した 細胞に刷り込まれた感覚が その”居心地の悪さ” に繋がってる きっとね
でもそんな過去の事のせいにして そこに拘ってても
やり直しなんて出来ないんだよね
時と場合によっては 未だに似たような感覚に呑まれそうな事もあるけど
ある時から僕は 過去を振り返るのではなく
その時その時の「今」という時間で自分の心の歴史を上書きしていくことで ”居心地の悪さ”という感覚をかなり克服したなぁ…
経験の積み重ねによる心の癖は 「新たな経験の積み重ね」によって変えていく事が出来る
これは僕の実体験からの答えだな
もちろん勇気が必要だったり 時間も回数も必要だったりする
それでも経験の積み重ねって 心の軸が たとえ指で簡単にへし折られてしまう程の 細い細い枝のようだったとしても
まるで年輪のように少しずつ でも確実に幹を太くしてくれるんだ
その一つ一つの層が あんなにうつむいてばかりいた僕を
店の中のインテリアや窓の外の景色を楽しめるくらいに 心も身体も緩めてくれたんだよね
それでも未だに時々 ほんのちょっぴり感じる”居心地の悪さ”
でもそれは 僕のちょっとした勇気の回数が増していく度に
恐ろしく大きな魔物の姿から いつの間にか滑稽でちっぽけなオバケに姿を変えているように感じるよ
僕の心は 今も確かに進化を続けてる…🍀