コンプレックス、それは「理想の自分」創造への起爆剤!

育った環境やいろいろで、たぶん僕はかなり多くのコンプレックスを抱えて生きて来たかもしれない。

それは自分の持つ能力、外見、その他あらゆることにおいて…。

子供の頃は、他の子と比べて劣ってるってことで、親にはしょっちゅう怒られてたし、子供同士の間でもバカにされたりしてね。

そのせいか、学校とかの集団生活の中では自分に自信なんて全く持てなかったから、悔しい気持ちでいる事が多かったのを覚えてる。

そんなだったから、僕は現実逃避したかったんだろうな…。

ぼ~っとできる時間があると、いつも頭の中に優秀だったりカッコよかったりする「理想の自分」を思い描いて、空想の世界で遊んでた。

小さい頃はただ空想するだけだったんだけど、18歳で一人暮らしを始めた頃から少しづつ「理想の自分」を創造するために、本格的に動き始めた。

それはね、結果はどうあれ、やりたいって思った事や興味のある事は手あたり次第挑戦してみるということ。

ダンス、演技、ロックバンド…やりたい事がやれるチャンスをみつけたら、自分でどんどん掴みに行った。

僕が今料理が出来るのも、そんなチャレンジの結果のひとつ。^^

大人になって久しい今でも、出来ない事もたくさんあるし、苦手な事もたくさんある。

その中には、今はまだ全然出来ないけどどうしても出来るようになりたい事、苦手だけどやってみたい事だってあるんだ。

思い描く「理想の自分」はそれが出来てる自分だったりすると、まずはごちゃごちゃ言い訳なんてせずに、とことんやってみちゃう!

自分で、もうこれで気が済んだ!ってところまでやってみる事自体が、そもそも面白いって僕は感じる。

結局は手強すぎて失敗に終わるものもあるけど、ものによっては苦手を克服して楽しんじゃうレベルまでいけることもある。

どちらにしろやり抜いた自分に後悔はないし、むしろその体験に達成感とやり抜いたという自信さえ感じたりする。

そして、いろんな失敗をしてるうちにね、失敗を恐れる気持ちっていうのが徐々に減って来るっていう嬉しい副産物もあるんだ。

図太くなるっていうのかな、失敗もある種の経験って思えるようになってくるんだよね。

経験をきっかけに少しタフになった自分。

ここでまた、もう少しレベルを上げて「新たな理想の自分」を設定し直して、次はそこを目指していくんだ。

だからダメダメの自分、出来ない自分、そんなコンプレックス達は、僕にとって「理想の自分」を創造するための起爆剤みたいなもの。

数年前に設定した「理想の自分」には、ある程度まで近付けた気がするけど、その姿はまだまだ本当の理想像からはほど遠いんだという事実も思い知らされてる。

僕は今、もっと自分の可能性を追求したいし、やってみたい事はいろいろある。

これが長所なのか短所なのか分からないけど、「人それぞれだから、自分はこんなものでいいかな…」みたいな妥協がどうしても出来ない。

だからダメな自分や出来ない自分に落ち込んでる時間が勿体ない!

失敗にがっかりしたり、恥ずかしがってる時間も勿体ない!

今となっては、ダメであればあるほどやりがいあるじゃんって思えるようにもなった僕が居る。

そんなやりがいに溢れた「理想の自分」を創造していく作業!

まだ2020年は来てないけど、僕はもう、これまで以上に積極的に、そして常にワクワクしながら取り組みはじめてるよ(^^)v🍀