スターシードが描くCosmic Spiritual Art『 火 』
スターシードが描く
Cosmic Spiritual Art
(宇宙意識から生まれるアート)
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『 火 』2022中今のアート展より
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「火」と人間
太古の昔、地球の営みである雷や火山噴火による出会いが、「火」との最初の関わりだったらしい。
当初はきっと恐ろしいものとして捉えられていたのだろうね。
その後、人の手によって火起こしが出来るようになると、火と人間の関係性は大きく変わっていく。
恐ろしいと感じていた火は、危険な野生動物から人々を守ってくれる頼もしい存在となり、
暗闇を照らしてくれる心強い存在でもあり、
暖かな食事を作る為の大切なパートナーにもなった。
物理的に便利なもの…というだけではなく、世界のあらゆる場所で儀式のようなものに使われるようにもなっていった。
殊に、見えない世界とこの世を繋ぐコミュニケーションツールとして使われることも多い。
日本では夏になると先祖の霊を祀る ”お盆” という行事がある。
亡くなった人の魂を「迎え火」を焚いて迎え入れ、「送り火」で送り出す。
昔の日本家屋では、建物の中心に囲炉裏がある家も多く、それを囲んで人々が集まった。
縄文時代などでも、竪穴住居の中央に炉が掘られていたらしいので、火は煮炊きや照明の役目以外に、人と人を繋げるというとても大切な役割を担って来たに違いない。
そして今は、焚き火やバーベキューなどで、火を中心に囲んで交流を楽しむ人々も多い中、
ソロキャンプなどで、敢えて独りで火と向き合う事により、自分の心と静かに対峙する人も増えているように思われる。
「火」の新たな役割…
それは、長い間続いてきた ”集団の中での調和” をサポートする時代から、
群れる事なく適度な距離感で ”個々を認め、尊重していく” という事をも同時にサポートする時代にシフトし始めているのかもしれない。
そういえば、少し前に作品作りの為に蜜蝋の蝋燭を買ったのだけれど、
気付けば僕自身も、独りでぼ〜っと蝋燭の火を見つめていると不思議と心が静かになる。
そんな時間を結構好きだったりもする。
現代こそ、人間関係や心のバランスを保つ上で、
時には暮らしの中に「火」というものを据える時間が必要なのかもしれないね…🍀
安らぎの図画工作室から noZomi hayakawa
=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
2024.秋の個展
『自灯明』
2024/11.25(月)-12.01(日)
11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)
ギャラリー元町
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誰もが心の奥に持つ、内なる光。
それは自身の信念や志、願い、そして大切な想い...
誰かが照らしてくれる灯火を頼りに生きても、
果たしてそれが、自分の人生なのだろうか。
たとえ、今は小さな灯りだとしても、
僕は、内なる光である自分自身を拠り所として生きていく。
noZomi hayakawa(陽日希)