ライバルはいらない
どうしても好きになれない事って誰にでもあると思うけど
僕の場合はね、「競う」こと
「争う」まではいかなくても小さな事でも「勝った・負けた」っていう状況が嫌なの
究極的な事を言えば ジャンケンすら嫌だなぁ…(^_^;)
たとえ小さな勝ち負けでも そこにちょっと「ピリッ」とした空気が流れるのを感じるから
僕にはそれが楽しいって感じられないんだよね
だから僕は 競技スポーツには全然向いてないね
運動自体は嫌いじゃないんだよ
運動部の経験もあるし 練習するのは凄く好き
少しづつ上手になったり 出来ない事が出来るようになるのが楽しいから
だけど試合って嫌いだったなぁ
僕は勝っても負けても楽しくないの
何といっても やっぱりあの独特のピリピリ感がね…
人の表情も険しくなって その場にいるのが辛く感じちゃう
個人競技だったりすると 仲間の中には勝つ人も負けちゃう人もいるわけで
たとえ僕が勝ってたとしても なんだか楽しめる雰囲気じゃなかったりするし
負けず嫌いで闘志満々の方がカッコいいのかなって思って
そんなフリをしてた時期もあったけど 全く楽しくないから疲れちゃった
スポーツで頑張ってる人を応援するのも好きだし
オリンピックとかで日本が金メダルとったりすると感動しちゃったりもするよ^^
だけど僕自信は競技者には向いてない
去年の秋 僕の気分が落ちてて 絵が描けなかった時に友人から
「誰かライバルを見つけるとやる気になるよ」
って言われたの
「何するにもライバルは必要だよ」って…
うん・・・それはきっとその友人は そういう風にする事で前に進めるタイプなんだろうね
僕にそれは無理かな…
そもそも「絵を描く」っていう事の どういった部分を人と競うのかがわからない
僕のやってる事って 人と競ってどうのっていうものじゃないって思うんだ
僕の作品を目にした人が安らいでくれたり 笑顔になってくれたらいいなって思ってるのに
もし誰かライバルを見つけて 競う事でやる気を起こすなんて
そんなピリピリした気持ちで描いた絵を見て 安らぐ人なんているわけないって思うから
作品に込めたエネルギーは 観てくれる人に伝わる
僕はそう思ってる
だから僕は 絵を描く気になるまで ゆっくり待った
待っている間 やってたことは
ライバルを探すことなんかじゃなくて
楽しいなぁ・美しいなぁって感じられるものに触れること
そして優しい気持ちになれる事…
例えば夜空を見上げて星や月を眺めたり
青空に浮かぶ雲の行方を追ったり
心温まる映像を見たり
そして時にはエレベーターでベビーカー押す人と乗り合わせると その人が降りるまで「開」のボタンを押しながら
さらに念のため扉を手で押さえて待つとか…
こんな時「ありがとう」って言われると とっても嬉しくなっちゃう^^
そうやってるうちにね 少しずつ心が整っていったんだよ
人それぞれ 楽しいって感じられるものは違うから
競い合う事だって 決して悪い事じゃないよ
それによって高められて行くもの事は 世の中にたくさんあるからね
ただ僕はね 甘ったれなのかもしれないけど
柔らかな優しい空気の中 穏やかな心で人にも物にも接しながら 日々を紡いでいきたんだ
そんな僕の日常から生まれる作品たち
きっと観てくれる人の心に 優しい花が咲いてくれるって信じてるよ
アートは人を幸せにするものって僕は思ってる
誰かと何かを競うものだとは思ってない
だから僕は この道を選んだんだ (*^-^*)🍀
=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
2024.秋の個展
『自灯明』
2024/11.25(月)-12.01(日)
11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)
ギャラリー元町
・・・
誰もが心の奥に持つ、内なる光。
それは自身の信念や志、願い、そして大切な想い...
誰かが照らしてくれる灯火を頼りに生きても、
果たしてそれが、自分の人生なのだろうか。
たとえ、今は小さな灯りだとしても、
僕は、内なる光である自分自身を拠り所として生きていく。
noZomi hayakawa(陽日希)