理想が遠く感じる時
昨日まで、意気揚々と日々の日程をこなして進んでいたはず。
それなのにふと、まるで我に帰ったように心の景色が変わっている事に気付く瞬間がある。
そんな時って自分の描く夢や理想の姿が、もの凄く遠くに、手の届かない遥か彼方にあるように感じるんだ。
ふと心によぎる感覚から始まって、状況によってはいつの間にか忘れちゃったりもするんだけど、
時にはそのまま放っておくと、それがどんどん膨らんで、挫折感や絶望感、焦り みたいなものに変化していく事もある。
何で急にそういう心持ちになるのかはよくわからない。
多分、心身のバイオリズムの要素(身体・感情・知性)のどれかが、或いは全部が乱れている時期なのかもしれない。
だからまずは睡眠や食事とか、生活パターンの見直しというのが必須なんだろうけど、それだとちょっと時間がかかるから…
まずは、繰り返しやって来る”揺れ動く心の波”を 穏やかにする為の応急手当てが欲しいよね。
その方法は人それぞれに違いはあるとは思うけど、僕の場合の話をするね。
ここでとても大切なのは
・自分と誰かを比べるような視点は持たない事。
・今の自分は人からどう見えてるか…のような思考も時間の無駄なので切り捨てる。
この2点について僕の経験から言えば、「自分」という存在に真っ直ぐ意識を向ける事を繰り返していると、徐々に削ぎ落とされていくから、少しずつ回数を重ねて行くことで楽にできるようになってくると思うよ。
そして
・「理想」と「今の自分の立ち位置」を景色として思い描いてみる。
例えば [水平線の彼方の太陽が「理想」であって、自分は砂浜に立っている…] とかね。
目をつぶって考えても良いし、分かりやすく視覚化したかったら紙に描いても良いね。
その景色から「理想」に近付く為にまずは何をすれば良いのか、そしてその次は…というようにストーリーを考えるんだ。
水平線の太陽の話で言ったら、まずは海の向こうに行く為の準備が必要だよね。
とにかく海に漕ぎ出す為のボートが無きゃね。
それから食料や水も必要かな…突然の嵐には何が必要?とか。
その一つ一つを、今の自分の状況に当てはめてみるの。
でもね、応急手当てとして必要なのは、この場合で言うと「とにかく海に漕ぎ出す為のボート」だけでOK!
この「ボート」を準備することが、今の自分の立ち位置なんだ。
その足固めをもう一度見つめ直して丁寧に取り組む事で、さらにその先のストーリーが出来上がっていくんじゃないかな。
心が揺らぐ時って、大抵は現状よりも気持ちが先走っていることが多い。
すでに理想を実現してる人も、足固めの時間が必ずあったはず。
その時間には個人差があるのは否めないけど、
これも僕の経験から…運良くとんとん拍子に急ぎ足で駆け抜けてしまうと、経験値が少ないだけに、その後に自信や確信が持てない事で新たな悩みが生まれる事も…。
そんな事でせっかく進んだ道も、志し半ばで逃げてしまった経験もあるのね。
だからこそ、本気で理想を掴みたいなら、今やるべき事・今出来る事を疎かにしない事、
そこに改めて丁寧に向き合う意識をする事。
本当は「理想」への近道って無いのかもしれないけど、もしあるとしたらこれが一番の近道かも知れないよね。
理想が遠いと感じた時…
まずは大きな一歩ではなくて、小さな一歩を習慣として始めてみることを勧めるよ🍀
=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
2024.秋の個展
『自灯明』
2024/11.25(月)-12.01(日)
11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)
ギャラリー元町
・・・
誰もが心の奥に持つ、内なる光。
それは自身の信念や志、願い、そして大切な想い...
誰かが照らしてくれる灯火を頼りに生きても、
果たしてそれが、自分の人生なのだろうか。
たとえ、今は小さな灯りだとしても、
僕は、内なる光である自分自身を拠り所として生きていく。
noZomi hayakawa(陽日希)