行動は「心の景色」を変える

今日僕は とてもいい経験をしたよ

 

カフェでの出来事

 

一瞬… ホントにほんの一瞬だけど 軽くイラっとする気持ちが湧いたんだ

でもその直後 偶然の小さな出来事がきっかけで かえって穏やかな気持ちになれちゃった…

今日はそんな話をするね

 

お昼ごはんを食べようと思って カフェに寄ったんだけど 思ったより混んでたんだ

だから 先に席を確保しておく為に カウンター席の一つに買い物した荷物を置いておいたのね

レジを済ませたあと 頼んだ食事を渡してもらうエリアで待ってる時 とっておいた席を何気なく振り返ったら

僕の荷物が脇の席に追いやられて もともとの場所には誰かの荷物が置いてあるの…

 

僕の後ろに並んでたおばちゃん

飲み物のオーダーだけだったみたいで 僕より先に席に向かったんだけど

そこは僕が最初にとっておいた席…

 

自分がそこに座りたいからって 僕の荷物をどけちゃったんだって思ったら ちょっとイラッとしちゃった(>_<)

 

食事が出て来るまでのほんの少しの間に 僕の頭の中に浮かんだのは

「仕方ないから黙ってるかな… でもちゃんと言ってどいてもらおうか… 」

「ホントはどっちの席でもいいんだけどな…でも泣き寝入りするみたいでちょっと悔しいな…」

「はっきり言えないって情けないよな…でも大した事でもないのに 少し大人気ないかな…」

そんな気持ちが行ったり来たりしたんだけど やっぱり荷物を勝手にどけるって頭来るよなって思って

ちゃんと言おうって思って トレーを受け取ってから席に向かったのね

その時ちょうどおばちゃんが お財布の中にあった小銭を床にばら撒いちゃって

拾おうとしたら 開けっ放しのお財布から さらに小銭がこぼれちゃって・・・

そんな事を2度ほど繰りかえしててね

 

おばちゃんはきっと 追いやった荷物の持ち主が戻る前に 早く座っちゃおうって焦ってたのかもしれない

隣の席のおじさんは チラッと一瞥しただけで 知らん顔してるし

おばちゃんは身体が痛かったのかな うまく腰が曲がらない様子だったんだ

こうなったらもう 席や荷物のことなんかは後回しで拾ってあげるしかないよね(^_^;)

 

僕はトレーをカウンターに置いて

「僕が拾うからちょっと待ってて」

って言って 散らばった小銭を全部拾っておばちゃんに「はいっ!」って渡したの

 

「どうもありがとう」って言ってもらった瞬間

さっきまで拘ってた席の事なんて いつの間にかどうでもよくなってて 穏やかな気持ちで食事ができたよ

 

おばちゃんはその後 黙ってアイスコーヒーを飲んで 僕の荷物をどかした事も何も言わずに先に帰って行ったけど

もう全然気にならなかった

 

あのまま 隣の席のおじさんみたいに 僕も知らん顔してたとしたら

きっと ずっと荷物をどかされた事にイライラして 家に帰ってからも不愉快な気分のままだったかもね

 

あとから考えればちっちゃな事だしね…

僕って学校行ってた頃 嫌だなって思う事されても 嫌だって言う勇気が無くて いっつも悔しかったのね

それを今もどこかで引きずってて 今日みたいな些細な出来事に反応しちゃうんだろうなぁ

バカにされてるような悔しさが 蘇ってくるみたいな・・・

 

あの頃のいじめっ子と おばちゃんは全く関係ないのに 蘇って来た悔しさで おばちゃんに八つ当たりしちゃうとこだったよ(^_^;)

 

だから おばちゃんが小銭ばら撒いてくれて良かったよ

それを拾い集めるっていう行動をとったおかげで 僕の心の中の景色が変わったんだ

 

出来事に反応して 無意識に蘇った古い記憶が 僕の心に小さな怒りの景色を広げた

でも 小銭が拾えなくて慌ててるおばちゃんの姿を見て 拾うのを手伝った瞬間 さ~っと違う景色になったんだね(*^-^*)

 

そしてその行動で僕は おばちゃんから「ありがとう」っていう優しい言葉を届けてもらえたんだ

心の中だけじゃなく 見える景色も変わった瞬間だったのかもしれない

 

今日は このままいい夢見れそうだよ^^🍀

 

=スターシードが創り描く☆地球に人に優しいアート= noZomi hayakawa(陽日希)2024秋の個展『自灯明』

スターシードが創り描く
地球に人に優しいアート
noZomi hayakawa(陽日希)
 2024.秋の個展

 
  『自灯明』

2024/11.25(月)-12.01(日)
   11:00ー19:00
(最終日は17:00閉館)

  ギャラリー元町
    ・・・
誰もが心の奥に持つ、内なる光。
それは自身の信念や志、願い、そして大切な想い...
誰かが照らしてくれる灯火を頼りに生きても、
果たしてそれが、自分の人生なのだろうか。
たとえ、今は小さな灯りだとしても、
僕は、内なる光である自分自身を拠り所として生きていく。
       noZomi hayakawa(陽日希)