2019年冬の個展終了、今思う事

今の僕が出来得る表現方法で創作した新作の数々や、ずっと以前に展示した作品、絵を描き始めた頃に描いたけどずっとお蔵入りしてた作品等々…

大きさや画材も色々取り揃えて 今までで一番リズム感ある展示だったかな…。

8回目の個展「rhapsodie…狂詩曲」は無事閉幕しました。

ありがとうございました!

そして今回はなぜだか、いらして下さった方々がいつも以上に明るく軽やかな気持ちになったというお声をいくつも頂いた。

僕自身はそこにフォーカスしていたわけではないけど、不思議なことに僕の作品から『明るく軽やかなエネルギー』を感じ取った人が多かったみたい。

作品そのものというよりも、もしかしたら今の僕が発するエネルギーだったのかもしれない。

とは言っても、2019年という年は、ぼくにとって決して良い事ばかりだったわけじゃないよ。

むしろ前半は、心が折れないように必死で光を探しているような感じだったしね。

だからこそ、自分に起こる出来事に囚われない為にも、『今出来ること、今やるべきこと』に集中した年でもあった。

その都度小さなゴールを設定して、そこに辿り着いたらまたその先のゴールへ向かって走る。そんな感じ。

だって自分の未来は目の前に在る『今』の積み重ねが創り出すんだからね、だから今ここに集中!

僕の心を弱らせる、『起こってしまった仕方ない出来事の数々』に囚われていたら、落ち込んだ気持ちを引きずったままの未来になる。

そんな未来を僕は望んでるワケじゃない。

だから、ちょっとでも心が動いたものに向かって、その為にやれることはどんどんやった。

そんな小さな達成感の積み重ねが、気付けば僕に大きな自信を持たせてくれたと感じてるよ。

そして、そうやっているうちに徐々に僕の心が成長したのか、

失敗を恐れる気持ちとか、人の目を必要以上に意識しちゃう気持ちとか、そんな余計な足かせがどんどん取れて行ったんだ。

起こった出来事がくつがえったわけでもないし、理想通りの人生になったわけでもないけど、それでもいつの間にか僕は凄く穏やかで軽やかな気持ちになってた。

というか、心がまた少し強くなったかな…何か事が起きても今はどっしりと構えてる揺るぎない感覚がある。

そんな僕が注ぎ込んだエネルギー。

それが今回、空間全体に立ち込めていたんだろうね。

ギャラリーを後にする時のみんなの笑顔、その表情に、僕が思い描いた理想の世界へ続く一歩を見せてもらえたような今回の個展だった。

さあ、夢の時間は終わり!

僕はもう、次のステージの準備にとりかかるよ‼o(^o^)O🍀

=地球に 人に 優しいアートを=

僕らを育んでくれるこの星とあらゆる命への敬意、

そして魂の居場所である肉体に感謝を込めて…

       早川 希