小さな歯痒さ。分からない人には全く相手にされない話…『お酒を飲んだ夜の夢の話』:個展New Beginningsより
記憶がなくなるほどお酒を飲んだことはない
気分良く酔えるまでお酒を飲んだこともない

お酒を飲んだ夜の夢の話
僕の身体がお酒とは仲良くなれないから
お酒の席では皆と同じ気持ちを味わいたくて ほんの少しだけ…
でもやっぱり 心から美味しいとは感じられなくて
ひとり蚊帳の外に居るような…
普段はすっかり忘れている
そんな程度の小さな歯痒さ…
分かる人には分かる話
分からない人には全く相手にされない話…
安らぎの図画工作室から 陽日希(noZomi.h)